恒例のお火焚き祈祷会を20日に勤めました。古いお札や位牌、卒塔婆や人形などの魂を抜いて、感謝を込めて御焚きあげを致しました。そして来年の多幸を祈り、参詣者の罪障消滅などを祈念しました。
お札(紙)にしても位牌(木)にしても、元々は生命があり生きていた物です。食物もそうですが、私たちが生活していく上で、どれほど多くの命の犠牲の上に成り立っているのかを考えさせられる1年でした。
終了後席を客殿に移し新しいお札を頂き、味噌スープを食して身も心も暖かくして修了しました。
あとは今年最後の行事である除夜の鐘を撞きます。23:30より鐘楼堂にて法要を勤め、その後希望者に撞いていただきます。108番までお札を授与し24:30頃を目処に修了します。本堂の仏様に灯明をお供えしお祈りすることも出来ます。