雲雷寺の中庭にある梅の木、4~5日前から蕾がふくらんできたなーと思っていたら、本日一輪だけ咲いていました。
いつ頃覚えたのだろうか、記憶にある俳句を一句。
「梅一輪 一輪ほどの暖かさ」
調べてみた。作者は服部嵐雪。
松尾芭蕉の弟子の中でも特に優れた高弟10人(蕉門十哲)の一人。承応3年(1654年)~宝永4年(1707年)。やはり凡人とはどこか違う気品と情緒。
もう一つ記憶にあるのは、
「梅は咲いたか桜はまだかいな」
で、調べて見てこれまたびっくり。江戸時代の端唄(はうた)だそうで良い唄は語り継がれるのだなーとしみじみ思う。
今日は16度まで気温が上がったとか、小春日和の暖かい穏やかな一日でした。
ところで雲雷寺の「しだれ桜プロジェクト」
平成16年、雲雷寺第一期境内整備事業終了時に、日蓮宗総本山身延山久遠寺法主、藤井日光猊下より戴いた苗木3本。
この苗木達まだ一度も花を咲かせていません。このしだれ桜の成長を温かく見守り、初めて咲かせる花を今年こそはと「今か今か」と息を呑んで心待ちにして、写真に収めようというのがこのプロジェクトです。
現在計画中お楽しみに・・・